投稿者
 メール
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ]


六甲全山縦走大会

 投稿者:三好(S51)  投稿日:2017年11月24日(金)22時54分5秒
返信・引用
  11月23日、六甲全山縦走大会に参加してきました。
若い頃から、六甲全山縦走はいつでもできると思いながら、実行しないまま40年以上が経ってしまいました。
最近一緒に山をやるようになった仲間の間では、よくこの大会の話題が出ます。
私は、1回も全山縦走を実行したことがないことに改めて気付き、最近よく一緒に山に行く友人2人と友人の後輩の4人で、参加しました。
各々学生時代に山岳部、ラグビー部、野球部、ワンゲル部でならした4人ですが、こと山の縦走となると我がワンゲル部の得意科目、負けるわけにはいきません(これは半分本気)。
神戸で前泊し、当日タクシーでスタート地点である須磨浦公園に早朝4時に到着です。
並んで5時からの受付を待ち、5時15分にスタートしました。
全長約50キロ、累積標高差3000メートルという長丁場です。
4人各々が、各々のペースで、宝塚での再会を期してスタートです。
途中、菊水山、掬星台、一軒茶屋の各ポイントでチェックを受け、脚がボロボロになりながらも、宝塚に午後7時24分に到着しました。
所要時間14時間9分の苦闘でした。
4人の中では一番到着でワンゲルの面目を保ち、待つこと約3時間、午後10時過ぎに4人全員が宝塚に揃い、祝杯をあげることができました。
山をやってきて、良い記念となった縦走大会でした。
 

新規装備購入について

 投稿者:KGWV3年生主務森本 凌太郎  投稿日:2017年11月15日(水)17時58分49秒
返信・引用
  OBOGの皆様

現役主務を務めております、3年生森本です。

新規装備購入についてのご報告をさせていただきます。
今回、スポーツ振興基金により登山靴対応のアイゼンを3つ購入させていただきました。
金額は61201円になりました。

いつもご支援いただきありがとうございます。
今後も事故のないよう努めてまいります。
よろしくお願い致します。

失礼します。
 

山高きが故に・・・

 投稿者:松田  投稿日:2017年11月13日(月)20時42分29秒
返信・引用
  第86回OB山行は常陸の国・筑波山。関西人なら「茨城県って山があるの?」って思われるかも知れませんが、「有るのです!」。茨城県の最高峰は八溝山1022m、標高は、金剛山>八溝山>六甲山と言う感じです。

そして何よりも筑波山は一番低い「日本百名山」なのです。深田久弥も「高さ千米にも足りない、こんな通俗的な山を挙げるくらいなら、他にもっと適当な名山があるではないか」と指摘されたと書いています。百名山の選定基準を、①品格 ②歴史 ③個性、という深田は筑波山を「歴史」から選定したと記しています。この深田の「日本百名山」は昭和39年7月20日に刊行されました。因みに私がこの本を初見したのは、昭和39年の戸隠ワークキャンプ。今は亡き岩瀬秀樹先輩[S42卒]から見せて戴いたのが最初です。

前置きはさておき、今回、筑波山をOB山行に選んだのは、同期の山本さんが筑波山麓の守谷市に住まわれているからです。関東各県に住まわれているOB諸兄姉の地元を出来れば平等に歩きたいと言うのが希望なのですが、関東平野は余りにも広く、茨城県と千葉県だけが85回の中に入らなかったのです。と言う訳で、山本さんの地元【昭和39年卒の内藤さんも茨城在住】の山に登りに行きました。(千葉県の山はこれから考えます)

筑波山神社では境内でいきなり「ガマの油売り」に遭遇し、深田の言う「通俗的」な雰囲気の中の急坂を登ります。標高差668m、距離にして僅か2400m、勾配28%です。これがとっても辛いのです。参加者が異口同音に「しんど~い」とか「合戦尾根よりシンドイ!」と言われます。エアリアのCTでは90分、時速にして1600mです。帰って調べたら勾配28%はアルプス3大急登「合戦尾根」と同じ。私の山の基準、丹沢バカ尾根が17%ですから、なるほどと合点が行きました。

御幸ヶ原と言う双耳峰・筑波山の吊尾根(?)状の台地でランチ。日光連山が良く見えます。勿論ここも「通俗的」です。ケーブルカーで登って来た老若男女の観光客が我が物顔で闊歩しています。我々9人は台地の隅っこに「蟄居」する感じ。

双耳峰と言うのは男体山と女体山。標高も女体山が高く、三角点も女体山に有ります。やはり関東平野、空っ風の里は「かかあ天下」なのでしょうか? しかし、思いもよらない綺麗で大きいブナがたくさん残っています。

女体山と言うのに頂上周辺は大きな尖った岩だらけ、霞ヶ浦が見え、平野部と太平洋の境が区別できません。360度指呼の内です。残念ながら富士山は見えませんでした。ここからの下りも「通俗的」で、○○大仏・○○大黒・北斗岩・出入入船・母の胎内くぐり・弁慶七戻り、等と言う名前のある岩の下を下ります。足元の石も多くの登山者・観光客に踏まれて磨かれてスベスベでツルツルです。

太陽が西に傾く頃、つつじヶ丘と言うバスターミナルに降りました。バス会社の方に訊いたら「今日のバス利用者は539人、先週に比べ1/3で、バスが余っているので臨時でサービス運行します」との事でした。

深田久弥の指摘された「通俗的な山・筑波山」は、今も尚、「通俗的」であり続けています。
しかし、「山、高きがゆえに貴からず」を堅持して、常陸の平野にすっくと双耳峰を聳えさせていました。筑波山、なかなかシンドイ良い山でした。

 

明日のOB山行は中止です!!

 投稿者:松田  投稿日:2017年10月20日(金)21時17分10秒
返信・引用
  東京支部 10月21日のOB山行は残念ですが中止します。

今後の日程・計画については近々連絡します。
 

関学ジャーナル

 投稿者:広報担当 H9小山  投稿日:2017年10月19日(木)20時57分9秒
返信・引用
  最新の関学ジャーナル(2017.10月257号)にて、現役の活動が紹介されています。
是非、ご覧ください。

https://www.kwansei.ac.jp/attached/0000124338.pdf

 

KGAAゴルフ大会のご報告

 投稿者:S39 浅井  投稿日:2017年10月18日(水)20時25分42秒
返信・引用
  10月16日(月)雨の中、恒例のKGAAゴルフ大会が、38部172名が参加のもと、
千刈カンツリー倶楽部で行われました。
その中で、我が部は、団体優勝。
個人では、シニアの部で、楠田育伸氏(S51年卒)が優勝しました。

主な成績
団体の部 優勝 ワンダーフォーゲル 295.6
     2位アメリカンフットボール 299.6
     3位バレーボール 303.6

個人 グランドシニア
     5位津田康平(S36年卒)
     7位堺 孰(S38年卒)
     11位浅井晴雄(S39年卒)
   シニア
     優勝楠田育伸(S51年卒)
     17位中島利英(S53年卒)
 

明日のOB山行は中止! 21日に延期します!

 投稿者:松田  投稿日:2017年10月13日(金)10時51分18秒
返信・引用
  東京支部の10月14日のOB山行は、悪天の為、中止。

21日に延期します。

集合時間等は変更ありません。  以上     
 

10月度

 投稿者:松田  投稿日:2017年 9月26日(火)19時05分48秒
返信・引用
              10月度OB山行【第86回】の御案内

        10月度のOB山行の御案内です。9月山行が中止となって
        在京OB・OGの皆様には4ヶ月お待たせ致しました。

        今回は山本繁恒さん【S43卒】の祝復帰山行です。
        ほぼ1年間の闘病生活から、驚異的な回復を見せられ、7月
        からリハビリとジムでの筋力強化に取り組まれ、今回が
        嬉しい復帰山行となります。

        今回の山は、山本さんの地元・茨城の名山「筑波山」です。
        歩行距離7.5Kmで累積標高差は±655m、エスケープルートも
        多く、安心して歩けるコースです。

        多くのOB・OGの皆様の参加をお待ちしております。


 ********* 記 *********

 ■山行日  10月14日【土】

 ■目的の山 筑波山  876m

 ■集合   Jつくばエクスプレス/つくば駅改札口 9時20分
                 秋葉原発8時30分の急行に乗るとつくば駅に9時15分着です。

       ★つくば駅9時30分発のバスでつくば神社前まで行きます。

 ■コース  つくば駅9:30→筑波神社前10:30~中ノ茶屋~男体山~鋸山~
       女体山~弁慶茶屋~つつじヶ丘~16:00筑波山神社前~つくば駅

                    ★歩行距離 約7.5km
        ★累積標高差 ±655m
        ★予想歩行時間 約4時間
        ★トイレは筑波山神社・男体山・女体山・つつじヶ丘にあります。

 ■費用   約3800円 (秋葉原起算の往復交通費)
        反省会の費用は含みません。

 ■地図       昭文社:山と高原地図#20「赤城・皇海・筑波」

 ■その他  ①荒天の場合は中止。前日17時に判断し、メールします。
       ②昼食・飲料水は各自で御用意下さい。
       ③雨具・着替え等も各自で御用意下さい。
       ④連絡先  松田 携帯  090-1049-7034
                メール  ryomat64◎kmh.biglobe.ne.jp

 

初秋の穂高&槍見ヘロヘロ山歩

 投稿者:松田  投稿日:2017年 9月23日(土)15時50分40秒
返信・引用
  埼玉と岡山を頻繁に往復し、老々介護と果樹園の世話で超多忙を極める友人が居る。
その友人から、「12日~16日に時間が採れる。槍穂を見に行こう。計画全て任せる」と言うメールが来たのが9月の始め。その日から天気JPと睨めっこして古希老人2人に適切なコースを考えた。
何が起こるか判らないので山小屋泊はせず、時間的に自由が効く(体力的には不自由だが・・・)テント泊とし、徳本峠と蝶ヶ岳で2泊する計画を立てた。いつもならアルコールとツマミ類を余る程持って行くので、極力軽量化を図る事とし、食料も装備もアルコールも「余分な物は絶対持って来ない」というコンセプトを伝えた。各自出発時計側したら13.5kgと14kgだったので先ず合格。これに現地で水2.5L/人増えるがまあ大丈夫だろう。

初日は上高地で前祝いと久し振りの再会(6月の庚申山以来)を祝って乾杯とランチ。
週日とは言え上高地は人が多い。河童橋からの岳沢と穂高は上部が雲に隠れていたので写真もパスして明神へ。白沢出合で右折して徳本峠の道に入って漸く喧騒から解放された。
この道は4年振りでもう6回目だろうか。路傍にはトリカブトが群生して紫の花を咲かせている。静かだと喜んでいたら中高年のグループが三々五々降りて来る。徳本峠小屋1泊で霞沢岳へ行った帰りらしい。好天に恵まれて良かったと皆さん笑顔。峠の手前で水を汲み、峠着15時30分。先着テント1張り。テント設営したら明神・穂高が焼けるまでする事無し。小屋でビールを買い、持参のウイスキー水割りで乾杯+乾杯+乾杯・・・。背後から夕日を浴びたジャンダルム・明神・前穂に満足。爆睡。

二日目は明神・穂高の朝焼けから始まる。ジャンダルムも明神も前穂も完璧に見えた。
これでもう充分元は取れた。徳本小屋の横から尾根に取付く。蝶ヶ岳ヒュッテのオーナーが開拓したので「中村新道」と言うらしい。緩い非対称山稜の肩をウネウネと登る。楽ではあるが全く高度が稼げない。今日の累積標高差は1006mあるが、2時間30分歩いて漸く200m登る。そこが大滝槍見台で丸木の櫓に登ると穂高の全貌が見える。ここで今朝、小梨平を発ったと言う単独女性に追いつかれ、追い抜かれる。友人と顔を見合わせ、無言で(齢は取りたくないなあ、と)頷き合う。考えてみたら半袖シャツ1枚で歩いている所為か、汗掻きなのに全然汗を掻いていない。気温が低い事もあるのだろうがチョットおかしい。最低コルから大滝山にかけては東面の崖上を歩く。遮る物の無い直射光が後頭部から背面を炙る。暑いと言うより熱い。しかし汗は出ない。その内、吐き気を催す。何とか友人に迷惑を掛けたくない思いで必死に登る。漸く樹林帯に入ると今度は寒くなって鳥肌が立つ。どうもおかしい。漸く池塘の点在する大滝山の長い山頂に出て、大滝山荘に着く。予定時間をかなりオーバーしている。食欲は無い。何も食べたくない。欲しいと思わないのである。で、小屋で缶ビールを買い求める。普通なら絶対NGであろうが、何とかビールなら喉を通る。ユックリゆっくり時間を掛けて飲む。そこにこれまた朝、上高地を出たと言うスイス人ペアが追いつく。友人が「久し振りの英会話」で話し掛ける。3週間の休暇で日本に来て、これから別府~阿蘇~大阪~京都と周り、最後に富士山に登って帰国予定だとか。今日は蝶ヶ岳に行き、そのまま横尾に下りるんだ、と言い、最後に「グッドラック!」と言って大股で去って行った。

胃のムカツキは治らないが歩かねば着かない。大滝北峰に向う。這松が刈られて小広い山頂は素晴らしい展望である。しかしザックに仕舞ったカメラを取り出す気力も無く、先を急ぐ。友人はカメラを出して念入りに撮影している。大滝山から下るとナナカマドやダケカンバの灌木帯だが紅葉にはまだ早い。最低鞍部で荷を下ろし、友人を待つ。ここから250mの登りが辛かったが友人に励まされ、何とか登り切ると蝶ヶ岳ヒュッテのテントサイトだった。荷を置くと今度は寒くなる。ダウンを着て雨具のズボンを着けて槍穂高の焼けるのを待つ。御岳・乗鞍から穂高・槍に鷲羽まで、常念・大天井から浅間・八ヶ岳に南ア・富士山まで見えた。体調不良なるも何とか綺麗な写真が撮れた。大滝槍見台で追い抜かれた女性が近くでテントを張っていたので一緒に飲む。しかし食欲は戻らず会話が弾まない。早々にテントに潜り込む。

開けて最終日、綺麗な槍穂高の揃い踏みを見た。食欲は無く、コーヒーとスープを飲んだだけ。明日は朝から台風余波で雨になると山小屋の掲示板にあったので予定を変更する人が多い。単独の彼女は、燕岳に行くのを止めて常念から降りると6時前に出発した。我々は蝶槍に登って最後の展望を楽しみ、横尾に下った。横尾に出て漸く暑くなり、額に汗が浮かぶ。チョットは回復したのだろう。結局、ここでも缶ビールだけ。徳沢で友人はランチ。こちらはソフトクリーム。岳沢湿原経由で上高地着15時。河童橋からの穂高は台風の影響か、吊尾根は白い雲の中。計画を任され、友人よりも圧倒的に山行日数が多い自分が迷惑を掛ける山行になってしまった。でも素晴らしい朝夕の展望に恵まれ、友人のリクエストに応えられたことが救いである。(帰宅翌日には体調回復、食欲も戻った。あの体調異変は何だったのだろう?)
 

明日のOB山行は中止です!!

 投稿者:松田  投稿日:2017年 9月22日(金)22時51分6秒
返信・引用
  荒天が好転せず、好天が見込めないので
残念ですが、東京支部、9月23日のOB山行は中止です。
 

KGAA東京支部総会の案内

 投稿者:S49河村  投稿日:2017年 9月 6日(水)17時08分28秒
返信・引用
  2017年関西学院大学体育会同窓倶楽部 東京支部総会を下記の要領にて開催します。
 第一部ではユニバーサルスポーツ・コミュニケーション活動を推進するNPO法人STAND代表の伊藤数子氏のご講演、体育会 富田 宏冶会長の近況報告、第二部では楽しい歓談の場とあわせて現役体育会各部の活躍状況報告や活躍OBの紹介など、同窓の皆さんには年代を超えて盛り上がっていただける企画を用意しています。そして今年も多くのご来賓をお迎えしての開催の運びとなっています。
 関東在住の43部体育会同窓のメンバーが一堂に会せるようお誘い合わせの上、みなさんの奮っての参加をお待ちしています。東京支部長 澤田 脩

                    記

開催日  2017年11月14日(火)
会場  第一ホテル東京(JR新橋駅より徒歩3分)
    東京都港区新橋1-2-6
    03-3501-4411代

プログラム
第一部
体育会近況報告  関西学院大学体育会 富田 宏治 会長
講演  NPO法人 STAND代表 伊藤数子氏
開場      17:00  講演開始17:30~
会場      4F 「プリマベーラ」
第二部
関西学院大学体育会同窓倶楽部 東京支部総会
受付開始 17:00  開場18:20 開会19:00~21:00
(注:グリークラブ東京新月会の演奏は18:50から)
会場 5F「ラ・ローズ」

参加費
8,000円・・・2012年卒以前の会員
6,000円・・・2013年卒以降、および80歳以上の会員

なお本支部総会についての問い合わせは各部幹事までお願いします。また当日会場内での写真撮影と後日クラウドホルダーでみなさんと共有することをあらかじめ了承ください。以上
 

藤原正昭さん(S41年卒)逝去

 投稿者:広報・小山  投稿日:2017年 9月 5日(火)18時20分29秒
返信・引用
  本日午前(時間不明)、昭和41年社会学部卒 藤原正昭様(S41年度)ご逝去との連絡が有りました。
通夜並びに葬儀は下記の通りです。

通夜:9月6日(水) 午後 6:00より
葬儀:9月7日(木) 午前10:00より
会場:(通夜、葬儀とも)
    〒678-0175 赤穂市砂子(まなご)245-1
    JR赤穂線坂越(さこし)駅下車南東へ約200メートル
    あこう典礼館花みずき (℡0791-48-8661)
喪主:藤原まゆみ様(奥様)
 

仙水の深い森の中で・・・・

 投稿者:松田  投稿日:2017年 9月 2日(土)15時03分31秒
返信・引用
  異常気象と身の回りの色々なことに振りまわされて日程が取れなかった今年の夏山。
8月も末になって漸く3日間の好天が確信できたので南アに行って来ました。

仙丈岳と甲斐駒の間にあるのが北沢峠、甲斐駒とアサヨ峰の間にあるのが仙水峠。北沢峠と仙水峠を結ぶ登山道の中程に小さな山小屋・仙水小屋があります。冷たくて美味しい水が涸れる事無く流れ、トイレは自然水の流れる水洗トイレ(排泄物はヘリで空輸していると言う事ですが、あれだけの水量をどの様に沈殿・濾過しているのかは???)。

ここはシラビソの深い森が谷を埋め尽しています。その森の中に12~3張りのテントサイトがあります。今回はここにテントを張って日の出とともに起き、暗くなったら眠って、ゆっくりと甲斐駒・栗沢山・アサヨ峰に登り、仙水の名水で水割りを呑む計画です。

家を7時に出ると甲府に9時30分到着。バス2時間で広河原、広河原から南アルプス市営バス30分程で北沢峠。今回は13時に着いたので家からの所用時間は丁度6時間。標高2000mはひんやりして気持が良い。ここから10分程下ると長衛小屋のキャンプサイト。週日と言うのに50張りくらいのテントが色とりどりに並んでいる。それを右に見て北沢沿いに30分余も登れば仙水小屋。静かです。

幕営料2日で1000円。缶ビール2本と同じです。今日のテントは小屋の上に4張り。チョット探して一番上に離れたシラビソの中にテントを張る。15時設営完了! あとする事は「呑む」ことだけ。10m程離れた登山道を甲斐駒からの下山者が通ります。それを見ながらビールから水割りに変わります。沢音以外、時々シラビソの葉を鳴らす風の音だけ・・・。至福です。云う事ありません。「陶然」という言葉が一番似合う夕暮れです。夕日が小仙丈の奥に落ちるとあっという間に暗くなります。18時終焉。19時就寝。

朝4時、テントを乱光が照らします。朝早い登山者のヘッドランプです。まだ真っ暗です。ウトウトと2度寝。4時45分起床。コーヒーを煎れ、ハムとロールパンの簡単な朝食。ユックリ5時50分出発。今日は甲斐駒。仙水峠で強風と小雨。皆は雨具を着けるが僕は駒津峰まで樹林帯の中なので着けずに行きます。駒津峰で「行きたいけど・・・」と迷っていた北区のS親子から甲斐駒往復をエスコート(帰幕して呑むだけなので)を頼まれる。S親子に同行して、駒津峰から甲斐駒を4時間掛けて往復しました。親子の登頂を喜ぶ顔を見て満更でもない気分になりました。駒津峰から親子は双児山コースを下り、僕は仙水峠から仙水小屋のテントに帰りました。別れて20分もするとガスと雲が切れ、鳳凰・北岳・間ノ岳・仙丈岳が見えました。(帰宅したらメールで、とても感動したとお礼と綺麗な写真が送られて来ていました。S氏はソラまちクラブと言うカメラ愛好会員でした)
この日も15時前から昨日と同じ。日が暮れるまで呑み、日が暮れたら眠りました。

一夜明けて今日は「栗沢山とアサヨ峰」、帰りのバスの時間があるので昨日より30分早い出発。風はあるが昨日よりは眺望が効く。栗沢山まで誰にも合わず。人気の無い早川尾根だから人は居ないだろうと思っていたら若い男女が数人。長衛小屋から登って来たと言う。何とこの栗沢山、サントリー天然水のCMで、宇多田ヒカルがこの山頂で「アリガトウ!!」と叫んだらしい。それで地元はおろか首都圏の人が多くの人が登る様になったと言う。南アルプス市営バスは前年比2倍だそうです。(知らなかった!)

アサヨ峰までは小さなアップダウンの連続する岩稜歩き。どうも殆どの人が栗沢山に登るがこちらには来ないみたい。途中、1人先行者を抜いたら誰も居ない。ガスのアサヨ峰山頂で持参の水割りで乾杯!! 気分良く栗沢山に戻ったら頂上には10人程度の登山者。2組がスマホ片手に「アリガトウ!」と叫んで写真を撮り合っていた。長居は無用と下山。

昼前に撤収を終え、北沢峠発13時30分のバスで帰途についた。帰宅は19時30分。
ベースキャンプ方式のテント山行。体力の落ちた高年令者にはなかなか楽しい山の楽しみ方です。
 

9月度OB山行(第86回)の御案内

 投稿者:松田  投稿日:2017年 8月30日(水)16時33分57秒
返信・引用
              9月度OB山行【第86回】の御案内

        在京OB・OGの皆様、3ヶ月完お待たせ致しました。
        9月度のOB山行の御案内です。

        今回も日本山岳耐久レース【ハセツネカップ】のコースを
        歩きます。
        9月とは言え、まだまだ暑いのではないか?
        ならばケーブルカーで一気に御岳山上まで登って涼しい所を
        歩こうではないかと言う企画です。
        スタート地点の御岳山上駅の標高が830mですから以外に楽に
        歩けると思います。距離は長いですが半分は下りの林道です。
        多くのOB・OGの皆様の参加をお待ちしております。


 ********* 記 *********

 ■山行日  9月23日【土】

 ■目的の山 奥多摩・大岳山1267m~鋸山1109m

 ■集合   JR青梅線/御嶽駅改札口 9時05分
                 新宿発7時44分(立川発8時11分・拝島発8時27分)の
       ホリデー快速奥多摩3号に乗ると御嶽駅に9時02分に着きます。
       ★御嶽駅発9時12分発のバスで滝本まで行きます。

 ■コース  御岳山上駅10:00~長尾平~芥場峠~大岳山~鋸山~大ダワ~林道~
       ~青梅街道~17:00奥多摩駅
        ★歩行距離 15.5Km
        ?山道は7.5Kmで残りの8Kmは奥多摩駅までの下りの林道です。
        ★累積標高差 登り825m 下り1315m
        ★予想歩行時間 約6時間15分
        ★コース中のトイレは、御岳山上・長尾平・大ダワにあります。

 ■費用   約2900円 (新宿起算の往復交通費)
        反省会の費用は含みません。

 ■地図       昭文社:山と高原地図#23「奥多摩」

 ■その他  ①荒天の場合は中止。前日17時に判断し、メールします。
       ②昼食・飲料水は各自で御用意下さい。
       ③雨具・着替え等も各自で御用意下さい。
       ④連絡先  松田 携帯  090-1049-7034
                メール  ryomat64◎kmh.biglobe.ne.jp

 

戸隠合同慰霊祭

 投稿者:主務 森本  投稿日:2017年 7月17日(月)08時27分22秒
返信・引用
  失礼致します。今年度主務3年生の森本です。
OB会と現役の合同行事であります、慰霊祭についてご案内いたします。
出席される方は以下の項目を明記の上、連絡くださいますようよろしくお願い致します。

日時:2017年8月20日(日)
礼拝:10:00 ~ 11:00
昼食会:11:30 ~ 13:00

場所:関西学院大学戸隠山小屋
〒381-4100 長野県長野市戸隠越水ヶ原3672-2
TEL 026-254-2565

会費:5,000円(こちらは献花代、昼食会代、山小屋使用代に使わせていただきます)

◆今年は、8月16日(水)から19日(土)にかけて、山小屋での宿泊が可能となります。
宿泊を希望の方はご連絡ください。一泊2,500円、朝食200円、昼食・夕食各300円(現役部員が作るもの)となっております。

ご出欠のご連絡の際、以下の項目をご明記のほどお願いいたします。
①ご卒業年度、お名前
②慰霊祭のご出欠
③山小屋ご宿泊の有無

連絡先
森本 凌太郎(現役3年・主務)
E-mail(PC):bapinport◎gmail.com   ←ウイルス対策のため◎を@に書き換えて下さい。よろしくお願い致します。
 

足尾山塊に幻の花を探す!

 投稿者:松田  投稿日:2017年 7月 5日(水)20時00分21秒
返信・引用
  6月24日~25日に足尾山地の備前楯山と庚申山に行って来ました。

備前楯山は足尾銅山の原点。この山の下に1000kmを越える坑道が掘られているらしい。
江戸期に岡山出身の農民2人が初めて「銅鉱脈」を発見した山なので備前楯山と名付けられた。真新しい熊の爪研ぎ跡に驚いて戦々恐々の山歩き。山頂で会った地元の人の「熊の多い足尾でも、今年は特に多い。気を付けて!」のアドバイスを貰う。でも熊鈴とホイッスルだけ。これで大丈夫かな?と心配は絶えない。

何事もなく下山して銀山平で幕営。星空を見上げながら楽しい宴会。そして爆睡。

足尾銅山の火力を賄ったと言う深い森林が続いている。この道は庚申山中腹にあった猿田彦神社の参詣路で銅山に材木を運んだ道らしい。庚申山は男体山の開祖・勝道上人が開いたと言う。登山道はその猿田彦神社の一の鳥居から始まる。岩魚だろうか渓流を魚影が走る。深い緑の森の中を緩やかに登って行く素晴らしい癒しの道である。1時間程で猿田彦神社跡に着く。神社は昭和29年に焼失して、今は仮本殿が銀山平に移っている。その上に庚申山荘がある。避難小屋だが2000円の宿泊費が要る。50人は泊まれそうだ。何処となく戸隠の我らの小屋に似た佇まいだ。周囲は鹿やカモシカの糞だらけ。クリンソウが今を盛りと咲いていた。ここから岩と岩壁の道となる。クリンソウに大きな岩窟、何だか戸隠の五十間・百間長屋にそっくりである。多分、岩盤も凝灰岩で戸隠と同じと思われる。鎖場・梯子段・岩穴が何回か続くのに気を取られていたら、目を付けていたコウシンソウ自生地を過ぎてしまった。下りに探そうと言う事にして取敢えず1892mの庚申山頂展望台で乾杯!! 名残のアズマシャクナゲが1輪残っていた。

目の前には左に鋸山、正面に群れを抜いて威圧感のある皇海山。そして錫ヶ岳から日光白根、太郎山、男体山・・・。それらが深い深い緑の中に屹立している。
昔の皇海山はここから鋸山を経て不動沢のコルを経て登る百名山で一番シンドイと言われた山だが今は沼田から栗原川沿いの根利林道を不動橋まで車で入り、約3時間で登れる。
実は僕もその楽チン派である。

さあコウシンソウだ!!
山頂から20分程下った大きなオーバーハングした岩、それを見定めて基部に取り付く。
あった!! コウシンコザクラのピンクに混ざってヒョロヒョロと頼りなげな4~5センチの茎の上に紫色の小さな花。紛れもないコウシンソウである。しかし背丈より上にあり、足場は滑り易い。沢風が吹くと花が揺れてピントが合わない。気が付くと我々以外に10人程の人が集まっていた。30分程撮ってから次の場所に移動。ここも同じ様な地形。それでも何と80枚も写真を撮った。帰宅してPCに落したら見られる写真は10枚に満たない。
そんな拙い写真を御笑覧下さい!!

 

奥多摩・緑の回廊を歩く~御前山~

 投稿者:松田  投稿日:2017年 6月28日(水)17時45分52秒
返信・引用
  6月度のOB山行は奥多摩の御前山周辺を歩いて来ました。
御前山1405mは、三頭山1531m、大岳山1267mと合わせて「奥多摩三山」と呼ばれています。大岳山は二百名山、三頭山は三百名山に選定されていますが、御前山は残念ながら無冠の、チョット不遇な山です。3月から4月にかけて「カタクリ」の花が群生する事で知られています。この三山をハセツネカップのコースが貫いています。深いブナとナラ、そして春秋に輝きを放つ落葉松の山でもあります。

今回のコースは都民の森から鞘口峠に登り、風張峠~月夜見山~小河内峠~惣岳山~御前山を経て奥多摩に下る15Kmのコースで、累積標高は+900m、-1530mと、いつもに比べてチョットしんどいコースです。
参加者: 杉原S36・南井S38・岡S39・河村S49・川口S52・谷口S56・
浅越[川口友人S52]・松田S43  計8人

心配した五日市からのバスは臨時が2台増発され、全員ゆったり座れました。
都民の森でバスを降りるとそこはもう標高1000m。爽やかな風が頬を撫でます。
急ぐ事は無いとゆっくりゆっくり登ります。沢口峠で左に三頭山への道を分けると登山者は居なくなり、我々だけの静かな山歩きが始まります。概ね1150mのブナの森になります。
萌黄色から黄緑色の林に癒され、山を歩く醍醐味を味わう事ができます。風張峠を過ぎると奥多摩周遊道路の最高点に出て少し車道を歩いて、再度森に入り、展望の無い月夜見山1147mのピーク。ここを下ると又、奥多摩周遊道路を横切り、防火帯の切開きの中を小河内峠に下って行きます。途中のコルで休憩。奈良の大井さん【S42卒・旧姓福村】から送って戴いた「さなぶり餅」を皆で賞味します。大和河内の茶粥文化圏で脈々と受け継がれてきた半夏正の御馳走です。大井さん、美味しかったです!ありがとうございました。

小河内峠は北秋川源流の集落と小河内(今は奥多摩湖に沈んだ村)を繋ぐ古い交易路でした。爽やかな風が吹く峠でランチ。登山道脇には橙色のモミジイチゴが一杯実っています。勿論、たっぷりと戴きます。1030mの小河内峠からはハセツネカップでも死亡事故のあったナイフリッジの登り。慎重に登って行きます。こんな所をハセツネメンバーは夜間に走るのですから大変です。廣田君・坂本君・山森君はどんな気持で走っていたのでしょうか?

途中の惣岳山で奥多摩湖からの登山道を合わせます。この前後が春のカタクリロードです。
ここから御前山山頂までは植生保護の赤い杭と太いロープが、まるで伏見稲荷の参道の様に続いています。背の高い落葉松に囲まれた御前山山頂には15時に到着。遅い時間なので
登山者は居ないだろうと思っていたら結構登って来て20人くらいになりました。2年前の春、熊棚があったシナノキにはその痕跡すらありません。

ゆっくり休憩を取って下りにかかります。日本人のサイズに合わない高い階段をドッコイショ、ヨッコラショと避難小屋まで下ります。ここからは奥多摩都民の森になります。血管の様にアチコチに整備された小径が出て来ます。地図・地形図と全く異なるのでチョット困ります。(KG後輩?の小池さん、もう少しゆったりと道を付けてくれませんかねえ・・)

林道に出るとバスの時間に合わせて下るだけ。今宵のビールは否、反省会はどこにしようかな・・・が脳内に広がります。18時30分、奥多摩駅に帰着。駅前に人影は疎らだが柳小路の飲屋は山帰りの人々で満員。4軒に断られ、諦めかけた5軒目で漸く居場所が見つかった。ここはこれで4回目の地ビールの店、ビアカフェ・バテレ。屋外のウッドデッキで
乾~~杯!! 奥多摩にはチョット珍しい古民家の洋風居酒屋。日原川と多摩川からの良風が頬を撫ぜ、山の端が空に融け込んで行きます。帰るのが嫌になる様な至福の時間。
次回は秋口に山本君[S43]の復帰山行の予定です。 「ガン! 皆、待ってるよ!」
 

則定先生へ贈った時計

 投稿者:平成25年卒原田  投稿日:2017年 6月14日(水)22時42分28秒
返信・引用
  平成25年卒の原田です。則定先生の謝恩会では、お忙しい中たくさんのOBOGの方、現役の皆さんにお越しいただき、ありがとうございました。
則定先生へ贈った時計の紹介について、後日FacebookやHPで紹介するとのことで当日は割愛させていただきました。それを今から紹介します。
則定先生に贈った時計は、CASIOのプロトレックです。山岳時計で、方位、気圧、高度、温度はもちろん計測可能です。
そして、時計の裏に「感謝 KGWV 2017」という文字を刻印しました。長年ワンゲルを見守ってくださった則定先生に感謝の気持ちを伝えたいという思いを込めて刻印しました。
則定先生、20年間本当にお世話になりました。ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
 

霧の金比羅尾根を下る(?)

 投稿者:松田  投稿日:2017年 6月14日(水)10時17分49秒
返信・引用
  5月27日の第84回OB山行はチョット軽めに麻生山からの金毘羅尾根下り。
参加者:南井S36・堀井S40・奥貞&松田S43・前田S44・河村S49・川口S52

OB山行も回を重ね、過去の記録を整理したらハセツネカップのコースがもう少しで簡保できる事が判った。今回の金毘羅尾根はハセツネカップ71Kmの最終区間になっています。御岳山~日の出山~麻生山肩を経由して五日市中学校まで約13km。今回はその内の10Kmを下ります。

白岩滝BSから沢沿いの登山道を450m登れば麻生山山頂。ここからは金毘羅尾根を緩やかに下るだけ。路傍には黄色いモミジイチゴが鈴なり。最近のハイカーは木イチゴとか桑の実などを食べないのですかね・・・食べ放題です。

ハセツネ71Kmの最終部分、参加者はどんな気持ちでここを走るのでしょうか?
廣田君や山森君、坂本君等が出場していますが11時間から13時間で駆け抜けています。
毎年の優勝者は7時間30分くらいで走り抜けます。時速で云うと10Km位でしょうか。
僕の感覚では想像すらできません。

先日、この掲示板にあった坂本君の「厳冬期薬師岳ワンデイピストン」、僕の知る限りではまだ100人にも満たない素晴らしい記録です。KGWVで山の基礎を学び、卒業してからもマラソンやトレランで鍛え、マラソンサブスリーの実力を蓄えた上での挑戦だから可能になるのでしょう。現役諸君は「山歩きは生涯スポーツ。KGWVではみっちりと基礎を学び、卒業してからは自分で切磋琢磨して自分の山歩きを確立して欲しい」ものです。

チョット違う方向に行ってしまいましたがそろそろ金毘羅公園です。ゆっくりと休憩し、歩きながら今夜の「反省会場」を探しましょう。美味しいビールが待っています!!
これも還暦越え、古希越えのオールドボーイズの山歩きの形(?)かも・・・。
 

厳冬期薬師岳日帰り

 投稿者:平成22年卒阪本メール  投稿日:2017年 6月11日(日)22時47分28秒
返信・引用
  初めて投稿させて頂きます。平成22年卒の阪本と申します。卒業してからも山スキー、トレイルランニングを中心に続けており、かねてより松田様より記録を上げて欲しいと言って頂いただいていたにも関わらず、なかなか上げることが出来ませんでした。今後は良い山行が出来たら積極的にアップしていこうと思います。今日は今年の2月に薬師岳へ日帰りで行ってきた記録を載せます。

スタート地点の神岡町打保に23時半に到着する。天候は雪、しかし、天気予報では昼前後から晴という。シールを貼りスタートは0時半前。さぁ長い旅が始まる。神岡新道に取り付くまでは林道を進む。数日前の雨とそれ以降の降雪がなかったため雪はしまっており歩きやすい。

順調に進み、1時間半ほど歩くと取り付き地点に到着。沢沿いの急な登山道を詰めていき稜線に乗る。ラッセルは脛程度であるがそこまでキツくはない。どんどん高度を上げて行きたいところだが、斜面がなだらかでなかなか思うように標高を稼げない。加えて微妙なアップダウンがいくつもあり早くも帰りが思いやられる。巻道を作りたいが、暗闇のため上手くルート工作できない。あっせても仕方ないのでのんびり進んでいると寺地山手前に到着。ここは南に巻きながら進む。

その後もアップダウンを繰り返すと徐々に樹林が薄くなり森林限界を超える。この辺りで夜明けを迎えるが、曇り空。薬師岳は厳しいかな?とりあえず稜線に出ることにする。北ノ俣岳から広がる大斜面をのんびり登っていると、単調な登りを睡魔に耐えながら登っていると薄日が射し始める。これは行けるのでは?そのうち雲が晴れて稜線に近づく頃には青空が広がり始めた。眠気も吹き飛ぶ素晴らしい景色。これだから山は行ってみないとわからない。

直下の硬い斜面を慎重に登り稜線に乗ると見えるのは北アルプスの大絶景。風は猛烈だが槍の穂先までくっきり見え、目指す薬師岳も遠くに浮かんでいる。写真を撮り滑降モードに切り替え太郎平小屋を目指す。400mほどスキーで降り小屋に到着。楽しい滑りであったが、帰りここを登り返すと思うと少し憂鬱だ。再びシールを貼り、ここからが本番。メインピークの薬師岳を目指す。

薬師峠からの急登は樹林が濃く比較的深いラッセル。薬師平に出ると樹林もなくなり風も一層強さを増す。ここからまずは薬師岳山荘を目指し稜線を忠実に歩く。が、とにかく遠い。歩いても歩いても一向に山荘は見えない。雪は硬くなり、地面には岩や這松が見え始める。しかし、必ずピークを踏む。這ってでも行くのだ。そう思いながらなんとか薬師岳山荘に到着。しかし、ここからもとにかく長い。この先は雪がクラストしてる可能性が高いのでクトーを装着。カチカチの稜線をクトーの刃とシールを効かせて登る。登れど登れど薬師岳は見えない。

猛烈な風に吹き曝されながら登っているとようやく避難小屋が見えた。そして避難小屋に着くと薬師岳も顔を出す。その姿はまさに威風堂々。薬師如来の浄土として信仰を集めた山に相応しい姿だ。暴風の中なんとか山頂へ。スタートから約11時間。ようやく厳冬期の薬師岳の頂を踏むことができた。無事ここまで来れたことに感謝し山頂の祠を参る。それにしても遠かった。ログを見ると距離は20km、累積標高はなんと3000mを超えていた。

ここからは滑降だが、稜線は岩稜が剥き出しでとても滑れたもんではない。クトーを効かせながら慎重に下る。避難小屋を超え山荘が見えたところでようやく滑降開始。硬い斜面をゆっくり滑る。山荘からは峠まで大斜面だ。薬師岳をバックに華麗に滑りたいが、登りでかなり体力を使ってしまって足がなかなか動かない。薬師平から峠まではパウダーなので気持ちよく滑る。振り返ると自分達だけのシュプール。これは山スキーヤーの最も好きな風景の一つではないだろうか?

峠に着くとここからは登り返し。シールを貼り、北ノ俣岳の方へ進む。もう足は完全に終わっており食料も底をつきかけている。途中、風景を撮り気分転換しながらようやく滑降開始地点へ。

北ノ俣岳西斜面の滑降は素晴らしかった。西に傾きかけた太陽を見ながら大斜面を滑る。体力が残ってたらもっと楽しかっただろうに。今度は北ノ俣岳の為だけに来よう。最高のスキーを楽しみ森林限界まで下る。ここからもう一度シールを貼り神岡新道のアップダウンを攻略する。寺地山に来た。行きのトレースを利用するが、南側は樹林もなくスッパリと切れ落ちている。深夜はわからなかったがおっかない斜面だ。早々に通過してあとはボブスレー。途中で暗くなったのでヘッドライトをつける。最後は林道を下りゴール。厳冬期薬師岳ワンデイがここに完結した。

もっと感動できるかと思ったが、そうでもなかった。いかんせん疲れ過ぎた。トータルで40km、累積標高3500mを超えているという冬山の常識を遥かに超える行程は余韻に浸る体力すら奪い去った。とにかく飯が食べたい、風呂に入りたい、何より早く寝たい。先日フルマラソンで念願のサブリスリーを打ち立てたが、自分もまだまだだなと思う。片付けをして早々に関西へ向かった。
 

/43