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難聴者さんも参加しやすいように、もう1人の主人公が出てくるまで進めますね。(^^)
要約筆記者サイドだけでなく、難聴者サイドからも話が続くと嬉しいな。
連ドラ・続き
「麻耶(まや)です。今日は見学者が二人も来られて嬉しいですね。」
サークル代表の麻耶がマイクを片手にっこり笑った。ここでは発言する前に、まず名前を言うのが決まりらしい。スクリーンには少し遅れて『マヤ/見学者が二人も。嬉しい。』と映し出される。
なるほど。聞こえない人にも誰の発言か解るようにしてるんだ。カタカナ書きなのは麻耶さんの漢字が難しいからかな。もう1人の見学者って誰だろう。
リオは失礼にならない程度にキョロキョロと辺りを見回した。1人の女性と目が合う。その人が穏やかに会釈(えしゃく)してくれる。リオは何かに導かれるように空いていたその人の左隣の席に座った。
「私も今日、初めてここに来たんですよ。八尾です。よろしくね。」
「こちらこそ。よろしくお願いします。ああ、よかった。私、緊張しちゃって・・・」
リオの母と同じか少し若いくらいだろうか。リオは自分と同じ初心者がいる事に少し安心した。しかし・・・。
八尾の右側に座っていた人がサラサラとリオの発言を紙に書いて見せている。
えっ?この人、聞こえないの?だって、普通に喋ってるのに・・・。
それが、小山リオと八尾まりこの出会いだった。
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